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PRODUCER DATA
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五色そうめん株式会社森川

伝統を守りつつ時代に寄り添う
五色そうめんの挑戦

創業、寛永12年。「五色そうめん」の歴史は古く、伊勢・桑名からそうめん商として松平定行公が松山へ赴任した際に、共に松山に移り住んだ長門屋市兵衛という人が始祖だそうです。その後、色の付いたそうめんを献上品として将軍へ献上したところ、当時の江戸で珍しがられ五色のそうめんが大流行したといわれています。現在の五色そうめんは白そうめんに、黄・緑・赤・茶の色麺で構成され、人工着色料を使わない、天然色素を使った食品として販売されています。歴史的にもチャレンジングな試みをしている「五色そうめん」の社長、矢田義久さんは実はかなりのアイデアマン。お中元など贈答文化が廃れつつある現代において、数は少なくても子どもや女性に喜ばれる商品を開発しています。「動物のウッドクラフトが付いたものや、色麺をクレヨンに模した7色のそうめん。また、オシャレなパッケージでプレゼントにも喜ばれるメッセージ入りの”TSUBUYAKI”という商品など、様々な世代にフィットするものを考えています」と矢田さん。販路も従来の百貨店やスーパーのみならず、書店や雑貨店などにも置いてもらえるよう工夫を重ねました。また、国産小麦と東温産のもち麦、岡山の塩のみを使った“もち麦のめぐみもち麦うどん”など、地域らしさを生かした商品開発も行っています。

五色そうめん株式会社森川

〒791-0301 愛媛県東温市南方2283-1
TEL.089-966-5511

商品展開
手延五色そうめん、伊予柑うどん、梅そば、もち麦のうどん、いろいろそうめん、TSUBUYAKIなど
  • 伝統の製法を守りながら最新の設備でつくられる五色そうめん。強いコシと滑らかな喉越し、鮮やかな色彩で贈答にも根強い人気

  • そうめんの木箱を利用した動物型のクラフト