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PRODUCER DATA
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株式会社横崎製作所

企画から製造までを一貫し
第一次産業の未来を支える

父の代で真珠貝用の選別機の製造・販売を行い、1977年に会社を創設したという「横崎製作所」2代目社長の横崎公美さん。水産業、農業、真珠養殖業などに関わる人たちの“あったらいいな”を形にすることで、使い方は簡単で誰もが使えるけれど高精度な製品を製造・販売しています。「重さや形状、色などによって農産品や水産品を選別する機械をオリジナルでつくっています。基本的には受注生産なので、お客様の工場のサイズに合った機械でなければいけませんし、それぞれご要望が異なるので現場を見ないとわからないこともあります」と横崎さん。例えば農作物一つでもクリ、さくらんぼ、バナナ、ビワなど選別の基準は様々。実際に使う人の声を聞き、設計者が機能と精度にこだわった機械を切磋琢磨しながらつくり上げていきます。例えば個人の農家向けの製品に、音声で重量を知らせる“ピーチクパーチク”という製品がありますが、耳の聞こえが悪くなった人には、イヤホンを装着するなど、工夫が必要になります。第一次産業従事者の高齢化や人手不足が叫ばれる時代、このような機械でより快適により正確に作業をすることができるよう知恵を絞っています。「企画・設計・製造を一貫して行える会社の強みを生かしながら、今後はAIの技術を取り入れていきたいと思っています」。

株式会社横崎製作所

〒791-0213 愛媛県東温市牛渕199-57
TEL.089-955-0711

営業品目
重量式選別機、音声式サイズ判別機、形状式選別機、電動うろこ取り機など
  • 「社員は平均37歳くらい。18歳からベテランまで、それぞれの得意分野で活躍しています」と、社長の横崎さん

  • 厳しいチェックを重ね、工場で出荷を待つ選別機械