株式会社フジコソは平成2年に創業。各企業からのオーダーメイドで主に製品や部品の製造機械の企画・設計・製作・メンテナンスまでを行っている企業です。ものづくりの会社だということは分かるのですが、何を具体的にやっているのかイマイチ理解しにくい…ということで、小松信広社長に伺うと「車や家電など、大量生産される商品の製造ライン。ロボットで部品を作る設備自体を作っている」と教えてくださいました。それは各企業の心臓部ともいえる部分であり、独自の技術をもって製造を行う過程を担っています。ということで具体的な商品名や取引先社名は秘密とのこと。私たちが日常的に使っている車・家電・食品・紙製品（ティッシュペーパー・トイレットペーパー・マスク）などあらゆる所でフジコソの技術が生かされています。さぞかし大変な仕事ではないか、とたずねたところ「ノウハウはもちろん必要だけれど社員は普通の人ばかりですよ」と小松さん。「お客様のニーズを形にしていくコミュニケーションの仕事。聞き上手、伝え上手が一番！」。数十年後を見据え、課題も多いが「次の世代につながる地域企業の生産技術向上のお手伝いもしていきたい」と今後のビジョンを語ってくれました。