SAKURA seleft EHIME TOON

とうおん育ち 米の道
PRODUCER DATA
05

KOMEYA和田丸

人と人のつながりが
米づくりのモチベーション

背中に大きく「和田丸」と書かれたTシャツやステッカーを軽トラに貼って、颯爽と畑に現れる男性チーム。里山地域には珍しい20代〜50代を中心とした地域の若手が、米づくりを積極的に行っています。結婚後、東温市西谷地区の奥さんの実家へやって来たという代表の酒井哲雄さんは、城戸さんらメンバーと一緒に、当時、耕作放棄地だった畑をどうにか農地として復活・継続させていこうと一念発起。「農業をしたことはなかったのですが、4年前、畑の石拾いから始めて、地域の農業を継続的に続けていくための活動を始めました」と、酒井さん。ほとんどのメンバーが主となる仕事をもちつつ、得意な分野を持ち寄って休日や仕事の合間を縫って活動に携わっています。「農作業をしていると、地域の長老が知恵を授けてくれるんです。今まで関わりのなかった人とも会話が増えて、年間を通してお祭りや地域行事など、人とのつながりが密接になりました。それが活動のモチベーションでもあります」。

KOMEYA和田丸

東温市西谷地区(和田丸)
代表:酒井哲雄
TEL.080-2977-8444

主要作物
あきたこまち
  • V字状の狭い谷合、寒暖の差の大きい地域でつくられる米。顔の見える個人のお客さんから、距離の近いコミュニケーションで販路を広げたい