SAKURA seleft EHIME TOON

ファーマーズテーブル ふだん着の食卓
PRODUCER DATA
04

農家レストラン 由紀っ娘

夫婦で作ったお米やお野菜で
東温市らしさをおもてなし

2008年、東温市がどぶろく特区を取得したのをきっかけに酒造免許を取得し、どぶろく工房・農家レストランを始めた藤井さん夫婦。実家は長い間、皿ヶ嶺の麓にある下林地区で米農家を営んでおり、その品質の良い自家栽培の米のみを使った「自分たちらしい」どぶろく作りを続けています。「どぶろくを飲んだことがない人にも喜んでいただけるように」と、黒米・赤米・にこまるなど、多くの品種作りに挑戦し、品種ごとの仕込みから発酵の研究まで、夫婦二人三脚で携わり、2014年の全国どぶろくコンテストでは最優秀賞を受賞。その後も入賞を続けています。また、農家レストランも「品数豊富で素朴な味がとてもいい!」と都市部の人たちを中心に口コミで人気に。自家農園で採れた季節の野菜に東温産バジルドレッシングを添えたサラダやお手製の刺身こんにゃく、いもたきやどぶろくの粕汁など、風土の味も楽しめます。また、デザートには滑らかな口当たりとどぶろくの風味豊かなプリンと、東温市の恵みがたっぷり。「日々の農作業もこの歳になると大変」と語る藤井由紀枝さん。日々支えてくれている感謝を忘れず、地域のため人のために今日も懸命に働いています。

農家レストラン 由紀っ娘

〒791-0222 愛媛県東温市下林甲296
TEL.089-964-2918

営業時間
不定休(要予約、6名以上〜)
  • 予約が入っている日は朝から大忙し。娘さんや妹さん、ご近所さんなどの手を借りることも

  • 「料理に合わせて、どぶろくも楽しんでほしい」と由紀枝さん。定番のどぶろくは甘口・中辛・辛口、古代米のどぶろくは甘口と中辛。赤い酵母を使った「はな由紀」は酸味のある爽やかな味わい